雨ねこ日記

猫のワクチン接種はいつからー我が家の雨ちゃんの場合

人間にも病気を防ぐワクチンがあるように猫にもワクチン接種があります。完全室内飼育とはいえ、環境の変化によって猫は病気を発症します。重症になると猫の命を奪いかねない病気もあるので、積極的にワクチンを接種しましょう。

というかワクチン接種は飼い主の義務です。

一度飼うと決めた以上、絶対に接種するようにしてください。

ワクチン接種はいつから

生後2ヶ月前後から接種が可能となります。

ですので、子猫のうちから飼い始めた方は2ヶ月前後に動物病院へ受診しに行ってください。予防接種を接種しにいく前に一度診察券やカルテをつくりにお近くの動物病院を受診した方がいいですよ。

私は雨が家に来て、1週間後に動物病院へ行きました。

その時は、受診した獣医師から

医師

結膜炎になっていますね。環境の変化がストレスになって、出てるんでしょう。放っておくと猫風邪を誘発しますので、目薬を処方しておきますね。

という診断を受けました。猫を飼い始めてすぐは、猫にとって環境がお大きく変化しますので、かなりのストレスになるみたいです。猫を飼い主初心者の私では雨を見ても病気になっていることに気づくことはできませんでした。

特に初めて猫を飼う人は、飼い猫に病気の兆候がなくても一度、動物病院へ受診することをお勧めします。

接種する予防接種について

私が今回接種したの混合ワクチンは次の4つです。

猫ウイルス性鼻気管炎 

猫カリシウイルス感染症 

凡白血球減少症 

猫白血病ウイルス感染症

の4種混合のワクチンです。

かかると怖い猫の主な感染症

今回接種したワクチンはかかる猫にとって最悪命を落とす危険性のあるウイルスを予防するためのものとなります。どういう病気か紹介していきますね。

猫ウイルス性鼻気管炎 

初めは咳やくしゃみ、発熱、鼻水などの風邪の症状が続きます。目やになどが多くなり、角膜炎や結膜炎を引き起こします。感染力が強く、他のウイルスとの混合感染も多いため、特に子猫の場合重症化し、死亡する場合もある怖いウイルスです。

また回復してもウイルスは体内に残り、ストレス等で再発することもあります。

猫カリシウイルス感染症 

一般的に咳、くしゃみ、発熱、鼻水など、風邪に似た症状が続き、悪化すると舌や口のまわりに水疱や潰瘍が見られ、肺炎を起こすこともあります。他のウイルスとの混合感染で合併症などを引き起こすと、死亡する場合もあります。回復後もウイルスを排出し、感染源としても注意が必要です。

凡白血球減少症 

猫パルボウイルス症としても知られており、もっとも危険な急性感染症の一つです。子猫や若い猫に発症が多く、嘔吐、強い腹痛、血用下痢、高熱、急速な脱水などの症状が見られ高い死亡率を示します。妊娠猫がかかると胎子へ影響します。

猫白血病ウイルス感染症

免疫機能の抑制、貧血、リンパ腫の原因となり、症状は様々です。胎子への感染は死産となる確率が高いです。感染猫の血液や唾液や涙の中には大量のウイルスが存在し、尿や糞便中にも含まれます。一般的に感染猫の唾液や鼻水との長期接触、つまり、グルーミングや食器の共有によって感染が成立します。発症すると治療が難しい深刻な病気のため、予防と感染の拡大を減らすことが重要な病気です。

混合ワクチンの接種は選択可能

混合ワクチンの接種は選択が可能です。

完全室内飼育の場合は、猫白血病ウイルス感染症以外の3種混合を選択すれば問題ありません。外への放し飼いを予定している方は4つ全部を含んだ4種混合を選択してください。

私は外への放し飼いをするつもりはありませんが、念の為4種を選択しました。

接種料金について

接種料金は7,000円前後でした。おそらく受診する病院によっては金額は若干前後するとは思います。

7,000円でこの恐ろしい感染症を予防できるなら安いものです。

感染してしまうと治療などでかなりの高額請求になると思います。ペットは保険適用外です。私達みたいに健康保険制度はありません。

猫を飼いたいと思っている方はワクチンの費用も念頭に入れておいてください。最低2回以上3回の接種となりますので、お金を貯めておくことをお勧めします。

接種後の雨の様子は

接種から3時間後はもうぐったりしていましたね。

いつも暴れ回る雨もしんどかったのか、ゲージ内でぐったり横たわってました。キャットフードも食べず、ひたすら寝続けてましたね。流石にあの時は心配しましたが、医師からも

医師

接種後はぐったりしたり、食事を食べないこともありますので様子を見てみてください。

と言われてましたので、ゲージの前で雨の様子を観察していました。

夜には復活したのか、餌を食べ始め、翌朝には完全復活して暴れ回ってました(笑)

接種の時間帯について

猫によっては接種後体調を崩してしまう子もいるらしく、診察時間外での対応ができないこともあり、午前中に接種するのを進められました。

実際に接種した雨の状態からみても、接種は午前中をお勧めします。

初めて猫を飼う方は猫のぐったりしている姿をみるだけで心配になると思います。絶対午前受に診、接種にしてください。

まとめ

ワクチン接種は大事な猫を感染症から守る手段です。お金がかかることですが、猫の命を守るために必ず接種してください。

うちの雨ちゃんも接種後に病気にならず、今日も元気で過ごしています。

猫の元気のために接種をお願い致します。

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