第1子誕生の際、初めての出産で妻が産後うつになりました。その当時は産後うつとは知らず嫁がおかしくなったと思い、特に何もせず、家族が大変なことになりました。今回はその時に私がとった行動の失敗談です。
どうもド父ちゃんです。(@dotou0703)
無事第2子が誕生し、色々ありましたが育児休業を会社に申請して子育てライフを堪能しています。
イメージしていたより、クッソしんどいですが・・・・・。全国の子育てをしている奥様は凄すぎる。育児に携わってそう強く思うようになりました。今では某企業のようにパタハラを受ける覚悟で育児休業を取得しましたが、昔はそうでありませんでした。
昔は男仕事、女が育児。子供の相手は苦手・・・・・という考えがありました。
しかし、ある出来事があり私の考えが変わります。
それは妻の産後うつでした。
今回はその時の体験談と私が失敗したことについて記事にしています。全国のご主人の皆さま、私のようにならないでくださいね。
コンテンツ
嫁が産後うつになりました。その時に夫の私がとった失敗談。
そもそも産後うつとは赤ちゃんを産んだばかりのママに現れる症状です。また10人に1人の割合で発症すると言われています。
主な症状
暗い気持ちが続く
突然泣いてしまう
イライラしたり、すぐ起こってしまう
などなど
上記の症状が出ます。
産後うつの原因
産後うつの主な原因は次のように言われています。
ホルモンの変化
妊娠のホルモンが出産により急激に減少する。それに合わせて甲状線で分泌されるホルモンも減少するため、疲れが出たり、気力や気分が落ち込む。その状態で赤ちゃんのお世話、身の回りのお世話することで精神的および肉体的に限界状態を迎えることが原因です。
睡眠不足
夜泣きや授乳により慢性的な睡眠不足になることも原因です。
自分をせめてしまう
「完璧な母親にならないと」、「母親になるんだ」、「私が頑張って育てないと」などなど。
完璧に育児をこなす母親を思い描いている人ほどなりやすいです。そしてうまくいかず、「こんなうまくいかない私はダメな母親」、「他のママはうまくやってるのに。それに比べ私は・・・。」と自分を責める。
そしてその責任の重さから逃げるようになり、先程は紹介した症状へと繋がります。
パートナーの育児への不参加
パートナーの育児、家事への無関心。サポートもなく、オムツの変えや食事、掃除でさえやってくれない。
相談しても親身に聞いてくれない。
そんな状態が続き、孤独感が募ることも原因です。
対処の方法について
対処方法
育児に高望みをしない
育児の方法は人それぞれ。教科書に書かれている内容通りではないと思うこと。
自分の時間を作る
出産して退院してから中々外出が出来ず、赤ちゃんと向き合う時間がほとんど。なので赤ちゃんから離れる時間をもつようにする。
他人とかかわりを持つように
他人と関わる時間が減るので、出来るだけ家族以外の人とか関わりを持つこと。ママさんの集まりなどに参加し、育児仲間を作るなどして同じ境遇の人と情報交換する状況を作る。
などが産後うつにならないための対処方法です。
うちの妻の症状と私の失敗談
ここからはうちの妻にでた実際の症状と私の失敗経験を書いていきます。
妻の症状
妻の症状
突然泣き出す
ふとしたことで泣き出して、塞ぎ込んだりしていました。
我が子に手をあげようとする
急に娘に手をあげようとしていました。その時はとめるのがやっとでしたね。
突然家を出て行く
ふとしたことで怒りだし、我が子を置いて車で一人で出て行ったこともありました。
という症状がありました。
当時はなんでなのか分からず、よく喧嘩し、怒りにかまけて
と叫んだこともありましたね。
それぐらい無知でした。そのための次のような失敗行動をしています。
私の失敗
仕事優先で家庭を放置 続きを見る
当時はブラック事務所に勤めていましたので帰りも遅く、上には逆らえなかったので家庭を放置しました。
社労士事務所に勤めて分かったこと。なぜ私は転職したのか?
自分の趣味に没頭
休みの日になれば家庭を放置し、一人ジムへ体を鍛えに行ってました。
妻がおかしいの一時的なもの。話を聞こうともしなかった。
当時は本当に知識がなく、一時的なことと割り切って聞き流していました。なのですぐに治るだろうと浅はかな考えをしてましたね。
そのため、喧嘩が絶えず、離婚という言葉が飛び交うように。そして嫁さんの親族を巻き込んでドタバタなことになりました。
そのことがきっかけでこれではまずいと思い今後の対策を考え実行しました。
私がとった具体的な行動
私がとった具体的な行動
ブラック事務所を退職し、福利厚生や融通がきく会社への転職。
ブラック過ぎて、家庭のことまで手に負えなくなるため労働時間が適正に管理され、福利厚生が良いところに転職しました。
産後うつの事を調べた。
ネットや漫画コウノドリをみて妻がかかった病気を調べるようにしました。妊娠、子育てを理解するのには漫画のコウノドリがオススメです。わかりやすく漫画で詳しく書いてくれています。
2人目の出産の時には必ず育児休暇を申請することを決意。
2人目を予定していたので育児休暇や時短制度の利用をすることをこの時決意しました。
趣味を優先しない。
筋トレの頻度を少なくしました。ホームトレーニングを充実させ、ジムに行く日を週1日にしました。子供の体調が悪い時は子供の看病を優先させ、トレーニングに出かけないようにしましたね。
上記の方法を実践していくにつれ、妻の症状も回復していき、長女が6ヶ月になる頃には症状もなくなりました。
まとめ
産後うつは本人の甘えではありません。
必ずパートナーからのサインがあります。出産してから「なんか性格が変わったな」、「ちょとのことで怒るようになった」、「笑顔を見せなくなった」などなど。サインは人それぞれですが、そういったことはパートナーからのメッセージです。
仕事がなければ食っていけない。
確かにそうですが、家族あっての仕事です。家族を幸せにする仕事が家族を崩壊させるものに変わってしまったら本末転倒ですよね。
家族を大切してください。私は一度大切な家族を崩壊させかけました。そんなことにはならないでください。
パートナーが育児について相談してきたら、親身なって聞く。
自分ができる家事を率先してやる。
育児もできることから妻から教わりながら一緒にやる
などしてみてください。
これだけでもパートナーが救われることもあります。
一緒に育児し、悩み、解決してみてください。そうすることで家族愛が深まりますよ。
最後にうちの会社の先輩に言われて心に残った言葉を書きます。
家庭が大事です!!