どうも税理士試験で惨敗したド父ちゃんです(@dotou0703)
今から7年前に税理士試験に挑戦しました。それも3回!!
見事に落ちて諦めました。
失ったお金。
なんと!!!!!
40万円程。
失った時間2000時間・・・・・・・。
今回はその時に体験したこと及びそこから得た経験について書いて見ようと思います。
コンテンツ
税理士試験2回挑戦!!見事惨敗した時の体験談
そもそも税理士を目指したきっかけは壮絶なパワハラを受けていたので、「会社員生活はもう嫌だ」と思ったのがきっかけです。
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新卒で入社後、パワハラを受けて別の工場へ左遷させらた話
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それはもう想像を絶するパワハラで体重が10kgも落ちて、人間不信にもなりました。
思いだすだけで冷や汗をかきます(汗)
その時には社会保険労務士をすでに持っておりましたが、「社労士だけでは独立して食べていくのは難しい。もう一つ強い資格である税理士があればなんとかなるだろう」そういった安易な考えからでした。
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社労士試験 合格体験記 あの頃を振り返ってみて。
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簿記2級も取得していたので勉強すればなんとかなる。
そんな思いからTACの税理士講座に申し込みを行い、勉強を開始します。
しかし現実は厳しかった
現実は本当に厳しかった。
本当に本当に厳しい。
まず予期せぬ転勤がありました。
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左遷先の工場は天国だったが幸せも束の間。またパワハラ地獄がはじまる。
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その当時は、TACに通学して講義を受けていました。でも転勤を言い渡された場所にはTACの専門学校がない状況。とりあえず、動画とテキストに変更して受講していました。しかし、生の講義にくらべると質が劣る。
そして追い打ちをかけるようにその当時付き合っていた彼女と別れるというハプニングもあり、とても勉強を継続できる状態ではなく、本試験を迎えます。
案の定不合格を通知をもらう
結果は当然不合格。
試験地の変更が出来なかったので大阪に出戻り試験を受けることになっていたので、大変でした。
この時に受けたのは簿記論。
落ちたのは仕方ない。
来年頑張ろうと気持ちを切り替えていきました。
財務諸表論を受講し、簿記論を独学に
次の年は簿記論の内容は頭に入っていたので、簿記論は独学にして財務諸表論の講座を申し込みました。
簿記論は市販の問題集と直前講座のみとして、財務諸表論はWebでの受講。
毎日仕事から帰って、勉強ざんまい。
Webは倍速で聴けるので、とても自分に合っていることに気づきました。通学の方が良いと思っていましたが、webのメリットを感じてから動画配信の方が忙しい社会人には合っていると思いましたね。
そしてミニテスト、講義、問題集、総合問題といる一連のカリキュラムをこなしていきました。
もちろん簿記論も同じように独学していましよ。
しんどかったですが_:(´ཀ`」 ∠):
そして4月から直前講義が始まり答練という本試験さながらの問題を解いていくカリキュラムが始まりました。
解いたあとは解説を聞き、郵送で答案を送り、先生がコメントしてくれるという形式でした。そして間違えたところを復習。それにともないこなすべき鬼な量の個別問題。
仕事の合間をぬってすべてこなしていくにつれて少しづつ力がついてきているという思いが強くなりました。
とその時は思いました。
そして本試験へ
前日からホテルに泊まり、問題の最終確認を行い就寝。
そして朝起きて、簡単な模擬試験を解いてご飯をしっかり食べました。そして会場へ。
会場についてからは気になるところを最終確認していざ簿記論へ。
しかし、簿記論では予想外の問題が出てペースを崩されました。「結果は無理だろう」と思いましたが、午後の財務諸表論が控えていましたので、気持ちを切り替えて臨みました。
午後の財務諸表論はまあまあのでき。
これはもしかしたらいけるかも٩( 'ω' )و
そして運命の合格発表を迎えます。
またしても不合格
しかしは結果はまたしても不合格。
財務諸表は合格できるかもと思いましたが結果はダメ。
これで諦めようかなと思いましたが、諦めらきれなかった。とても悔しかった。ここで諦めたら今までの努力が水の泡。
頭の中でサムシングエルスのラストチャンスが流れていました。
「give me a chance。最後のかけてみたいんだ♪ once more a chance。後悔だけはしたくないんだ♫」
そうだもう一度挑戦しよう。
落ち込んだ心を再度、奮い立たせて1月から始まる上級コースを受講することに決めました。
上級コースから模試まで順調に進む
流石に勉強した内容を覚えていて、上級コースの模擬テストにも手応えを感じ、講義にも十分ついていけました。その時は、勉強のやり方も身についていて効率的に勉強できていると思いましたね。
そして直前の全国模擬テストでは簿記論、財務諸表論ともにA判定。
そして本試験まで実力を落とすことなく、さらに磨きをかけるために追い込みました。
そしてまた再度本試験に臨みました。
3回目の本試験へ
三度目の正直。
そう思い前日からホテルに泊まり、気になる所の復習と本試験前に解くために残していた模擬試験問題をやりました。そして試験当日の朝は簡単な問題集をこなして、朝ごはんをしっかりと食べて試験会場に向かいました。
試験会場では「早く問題を俺に解かせろ。」
そんな意気込みで席につきました。
しかし実際簿記論が始まってみると問題が難しく、思うように問題が解けません。冷や汗を書きながら解き終えて、答案用紙を提出しました。
次の財務諸表論が控えていたため、気持ちを切り替えて準備をしましたね。
財務諸表論のできは最高でした。理論も計算問題も全ての実力を出し終えることができ、解き終えて「これは合格した」と思た程できがよかったです。
そして試験結果の発表を期待して待つことにしました。
しかし結果は不合格
しかし結果は全て不合格。
結果通知をもらい、中身を見た僕の心の中を表すとしたらこの動画がぴったりだと思います。
まじで落ち込みました。
それと同時にもう諦めよう。
私は試験を受ける時は、3回挑戦してダメな時は撤退するということを基準にしています。今回もその基準にのっとり手を引くことを決めました。
税理士試験から得られたこと
試験に落ちてただの人になりましたが、得られたものもありました。試験に落ちたら負けで何も得られない。
そういった考えもありますが、私はあの時を振り返ってみて得られた経験が結構あったと思いました。
得られた経験
- 頭の回転が早くなった
- 数字の苦手意識が消えた
- 電卓が左手で打てるようになった
- 財務諸表や簿記の仕組みに詳しくなり、みるだけで数字や仕訳の意味を理解できるようになった
- 経理のスタッフとの会計の話をすることができる
以上が得られた経験となりますが、この中で一番よかったことは頭の回転が早くなったことと簿記や財務諸表の仕組みがわかるようになったことです。
特に制限時間内に情報を取捨選択して、答えを導く事ばかりしていたので頭の回転が早くなりました。
人と話していても相手の人から
とよく言われるので自分でも分からないうちにそうなっていたみたいです。やはり「一生懸命に努力したことは色々と自分の力に変わるんだな」とその時は思いました。
最後に
私は途中でドロップアウトしましたが、いまではよかったと思います。その後転職をして会計事務所兼社労士事務所に就職をして、税理士の仕事を目の当たりにしました。その結果「この仕事は僕にはできない」と思いましたので。
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大阪へ帰り、憧れの社労士事務所へ内定をゲット!!
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それと結婚をして、子供も生まれて試験にさける時間が無くなりましたので、落ちてよかったとも思っています。
でももし受験勉強をして、合格を目指している方ならぜひ最後まであきらめず挑戦してください。私の分まで頑張っていってくれたらと思います。
また試験を諦めようと思っているならそれもありです。試験が全てではないので、私みたいに違う人生を歩む道もあります。気を落とさずに前向きに人生に歩むとまた違う場所で才能が開花するかもしれませんよ。
では。