どうもド父ちゃんです。(@dotou0703)
禅という言葉をご存知ですか。
【禅とは】
人間がこの世で生きていくための根本的な考えです。人が幸せに生きるための習慣であり、考え方であり、ヒント。
これが禅です。
この禅の考えを取り入れてシンプルに生きる方法が禅スタイル。
【禅スタイル】
他人の価値観や余計な悩みに振り回されないように無駄なものを削ぎおとしシンプルに生きる。
つまり禅というのは人が幸せになる習慣や考えを用いて、シンプルに生きようとするスタイルです。
今回はこの禅スタイルのご紹介です。
コンテンツ
禅スタイル
とここで、ど父ちゃんと禅との出会いについて書かせていただきます。
禅宗との出会い
禅との出会いはド父ちゃんが生まれた時からでした。それは実家が曹洞宗だったからです。〔最近まで知らなかったですが。〕そのため、禅のある生活を知らず知らず送っていたかもしれません。
本格に禅興味を持ったのは立花大敬さんの本を読んでからです。
著者自身の不思議な体験を書きながら、禅についてわかりやすく解説して下さっています。ですので自分の中で禅という考えが身近なものに感じられました。
今までの禅のイメージは
・修行しないと身につかない
・頭を丸坊主にし、長年壁を見つめる
・坐禅を組む
完全な偏見ですね(笑)
しかし禅という考えを通して、現実世界をどう過ごすのかという考えを教えてくれたのはこの本です。こうして禅についての本や考えを取り入れるようになりました。
今回の禅スタイルも読んだ本の中から得たものです。
禅スタイルについて参考した本
こちらの本となります!!
こちらの本が禅という教えを日常生活へ落とし込み、シンプルな生活を送る術を教えてくれてます。今回はこちらの本の中から参考になった内容をご紹介したいと思います。
日常生活で禅を取り入れて効果のあったもの
①一杯のコーヒーを丁寧に入れる。
一杯のコーヒーを丁寧に入れる。この作業本当に労力のかかる作業ですよね。コンビニ買い行けばすぐに飲めます。しかし、禅の考えでは時間と労力の中に命が宿っている。すなわち時間と労力を省くことは人生の楽しみを省いている事と同じこと。という考えで、簡単に買える1杯のコーヒーを丁寧に入れてみようと言っています。
実際丁寧に入れていると心が落ち着いてきます。またこのコーヒーを美味しく入れるためにはどうするかという考えながら入れるので、余計な悩みは出てきません。皆さまも面倒くさがらず1杯のコーヒーを丁寧に入れてみてはどうでしょうか。
コーヒーの入れ方はこちらの記事に書いています。
今日できる事は今日やる。
江戸時代の終わりに、仙崖和尚という名僧がいました。和尚が最期を迎えようとした時、弟子たちは遺言を頂こうとしたましたが、和尚が言った言葉は「死にたくない」でした。
徳を積み、悟りを開いた和尚でさ死を前にすれば未練が残る。
だとしたら、私達はもっと未練が残るに違いありません。1日1日を明日最期の日と思いながら、今日出来る精一杯の事をやる。そうすれば、何が起きても未練や悔いはないはずです。
行解相應(ぎょうげそうおう)・・・自分で出来る事をやっておく という言葉です。つまり、今を生きる!!
ド父ちゃんも今日出来ることは今日やるというスタンスで物事に取り組んでいます。そのためか物事に対して後悔することが少なくなりましたよ。
眠る時は嫌な事を考えない
眠る時には嫌なことや不安な事を考えない。考えることは1日を無事過ごせた事への感謝。どうせ考えるなら、楽しい事を考えましょうよ。
宝くじ当たったら何に使おうとか。
自分が映画の主人公のように非現実な世界へ巻き込まれてしまったら
などなど。楽しい事を考えればその日1日は楽しくなりますよ。オススメです。
楽しい願望を考える方法としてオススメなのがマーフィーの法則です。
シンプルに考える
禅語に一行三昧という言葉があります。その意味はただ一つのことにまんしんする。
ただ一つのことに集中し、あれやこれやと手を伸ばし、選択肢を増やさない。そうすれば充実感や満足感を味わえる。だから迷った時は、当初決めていた事を貫き通す。余計な事を考えず、シンプルに自分の信じた事や決めた事を貫き通すことが人生に充実感をもたらしてくれます。
物との縁を大切にする
物を大切にするのは、自分自身を大切にすること。
物が自分の所に来たのは縁があってとのこと。だから物に愛着をもち、自分自身のように大切にすれば欲に溺れずにすみます。そして自分と同じように年を重ねていく。こうすることによって、「足るを知る」につながります。
ド父ちゃんも長年愛用している物もあります。そして自分と同じように年を重ねているので他の物に興味が湧くこともありません。
ですので、新製品が出たと言って毎年買い換えることもないですし、寿命がくるまで使い続けたいと思っています。お金もその分出ていきませんので節約にもなりまし。
今自分の手元にある全ての物は、縁があってここにある。常日頃がこの事を思えば今あるもので心が満たされますよ!!
頭の中を空っぽにしてみる
禅の世界では、心を無の状態にする事を非思量になると言うそうです。物事を自分の中にとどめない状態指す言葉ですが、忙しい時に程、この状態を作りだすだけで心が落ち着きます。何もない状態ではなることが難しいので、ド父ちゃんは自然の多い所でやっています。
よく晴れた空などや風でなびく木を見ながら自然が生み出す芸術を堪能しているとその時にだけ悩みから解放され「自分は生かされいる。そして自然の一部だ。」と実感できます。
そうした瞬間をもつことで、日々のストレスや重圧から解放され新たな力が湧いてくるから不思議です。一度試してみてください。力が自然と湧いて来ますよ。
言葉だけにとらわれない
拈華微笑(ねんげみしょう)と言う禅語があります。
釈迦が弟子を集め法座を行いました。しかし、一言も言葉を発せずただ一輪の花をひねって微笑むだけ。ただ一人の弟子だけがにっこりと笑った。その弟子が釈迦の後継者となった。それはこの弟子が釈迦が語らずともその教えを理解できたから。
この話の意味は、言葉大事だが言葉だけに囚われていては一番重要な事を見失う。人間にできるのは言葉のみではなく相手の言葉に心を寄り添うことができること。言葉をだけにとらわれず、言葉に心を寄せてあげる。これができれば言葉で傷付かず、人間関係もスムーズにいくのではないでしょうか。
まとめ
禅の世界は奥が深く難解ですが、実生活で活用できる術が数多くあります。それは、禅が人が人らしく生きるための根本的な考えを元にしているから。今回ご紹介した内容はド父ちゃんが取り入れてみて役に立ったもの厳選して載せました。本書の中にはまだまだたくさんの役立つ内容が書かれています。
気になる方は、是非読んで取り入れてみて下さいね。自身に生活が大きく変わること間違いなしです。
もし禅が難しいと考えるなら漫画で学ぶのありですよ。
こちらの本は漫画で分かり易く書いてあるので理解しやすいです。
難しく考えずトライしてみて下さい。